EMOTHION 200204

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デッサン・スケッチ

EMOTHION 200204

■「エロス」は「部分」に宿る

エロスに取り付かれた作家・渋澤龍彦が著書『エロティシズム』の中の「眼の快楽」で、フランスの小説家モーりアックの「現代は覗見症者の時代である」という言葉を紹介している。
文明や文化の視点から窓を研究する「窓学」もあるらしい。
「エロス」は「女体」という「全体」から「部分」を「窓」(フレーム」によって切り取る(覗見する)ことによって生まれる。
「窓」(フレーム)は対象を「エロス化」(魔術化)する装置である。
だから、「窓」(フレーム)という視点を持たない画家は「裸婦全身像」は描いたが「エロス」を描くことはできなかった。
それは写真の世界に託された。
絵画における裸婦画は「覗見」という契機をもたない。
だから、「エロス」にこだわり続けた画家・池田満寿夫もまた「お尻のエロス」をテーマにした『お尻の美学』を覗見的写真集にせざるを得なかったのだ。 

「エロス」は「部分」に宿る。

2020/02/04 09:07:51

使用画材:
  • 鉛筆
使用媒体:
  • 画用紙

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