EMOTION 191203

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デッサン・スケッチ

EMOTION 191203

■ なぜ画家は「全身像の裸体」しか描かないのだろうか?
理由は簡単だ。描く時点での「フレーム」の不在である。
「フレーム」がないから「部分」を切り取ることができない。
だから、画家は常に「全身」に向きあわざるを得ない。
だから、画家の描く全身像裸体のエロスは「全身的エロス」ということになる。
一方、写真家は「ファインダー」という「フレーム」を通して裸体を見る。
裸体を「フレーム」によって切り取ることができる。
画家が描く「全身的エロス」とは異なったエロスが裸体から立ち上る。
「美」という透明サランラップをはがして「裸形の裸体」の中に「エロスの棲家」を探すには「写真家の眼」=「フレーム」が必要なのだ。
対象は切り取られることによってその様相を変貌させる。
画家もそれは知っている。
「風景画」とは全体的風景を「額縁」という「フレーム」による切り取りによって、「単なる風景」を「エロス的風景」として変貌させる試みだ。

2019/12/02 23:09:11

使用画材:
  • 鉛筆
使用媒体:
  • 画用紙

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