EMOTHION 191127

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デッサン・スケッチ

EMOTHION 191127

■形象感覚基盤としての「女体」
【幼児においては、主体と客体はほとんど差異化されていない。このことからフロイトは、この幼児状態こそ、成人の神秘体験において二元的意識を突き抜けてあらわれるものだと論じた。ロマン・ロランはそれを「大洋的感情」と呼んだ。この段階においては、現実の快楽と現実の知識は一つである。価値と事実が同じものなのだ。エーリッヒ・フロムは述べている。「子供が自己自身や他者を経験する主要な場は、性感帯を有する身体の表面である。幼児はいまだその肌においてすべてを経験するのである。」】
(モリス・パーマン『デカルトからベイトソンへ/世界の再魔術化』より)
男も女もすべての人間はかつて「幼児」だった。そして幼児が身体の表面において「快楽」として知る最初の世界は母親の身体、すなわち「女体」だった。
だから「女体」は、人間が世界を形象として受容する感覚の基盤をなす。
「女体」において人は遠い幼児状態に帰ることができる。
これが「裸体画」の原点である。

2019/11/27 06:08:22

使用画材:
  • 鉛筆
使用媒体:
  • 画用紙

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