EMOTHION 191120

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デッサン・スケッチ

EMOTHION 191120

【凝視論/「裸形の裸体」】
古典的名著『ザ・ヌード』に置いてケネス・クラークは、「裸体」を「NUDE」と「NAKED」の二つにわけた。
そして「裸体」を社会的に露出させるために、歴史的に「NUDE」は「二つの衣装」をまとってきた。
かつては「神話」であり、近現代は「芸術」である。
ボッティチェリが描いた「ヴィーナス誕生」の裸体は「神話」でくるまれており、ゴヤが描いた「裸のマハ」は「芸術」でくるまれている。
「神話」も「芸術」も「裸体」を社会に差し出すための透明の衣装だった。
「裸体」は透明サランラップにくるまれていた。
僕が夢想するのは「サランラップ」でくるまれていない「裸体」である。
それを「裸形の裸体」と名付けたい。
「神話」にも「芸術」にもくるまれず「もの」として僕の凝視の先に厳然と存在する「裸形の裸体/静物としての裸体」、そのどこに、どのような形で「エロス」が棲んでいるのか?
それを探したい。

2019/11/19 23:58:14

使用画材:
  • 鉛筆
使用媒体:
  • 画用紙

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